みなさん、こんにちは!🪴
わたしが初めてフィカス・ウンベラータを迎えた頃、ある朝ふと床を見ると、昨日まで元気だった葉っぱが数枚ポロリ……。「え、枯れた?」「もうダメ?」と一気に不安になった経験があります。
でも、ウンベラータは環境の変化に敏感で“葉が落ちる”こと自体はよくある症状なんです。みなさんのウンベラータも、最近置き場所を変えたり、気温が下がったり、水やりのリズムがズレたりしていませんか?
この記事では、「フィカス ウンベラータ 葉が落ちる」ときに考えられる原因を、症状別に自己診断できる形で整理し、今日からできる対処法までまとめます🌿
導入:ウンベラータの葉が落ちる…それ、よくある症状です
突然の落葉(らくよう:葉が落ちること)は、不安になりますよね。
ただ、ウンベラータはもともと光・温度・湿度(空気中の水分量)などの変化に反応しやすく、“身を守るために葉を落とす”ことがあります。つまり、落葉=即・枯死とは限りません。
原因は多くの場合、次の要素に分解できます。
- 水(水やりの過多/不足、根の状態)
- 光(日照不足/直射日光による葉焼け)
- 温度(寒さ、冬越し)
- 風と乾燥(エアコンの直撃など)
- 病害虫(特にハダニ)
このあと、今日すぐできるチェックリストで原因を絞り込み、対処まで一緒に進めましょう😊
まず結論|ウンベラータの葉が落ちる主な原因はこの5つ
まずは全体像です。ウンベラータの落葉は、だいたい次の5つのどれか(または複合)が多いです。
- 水やりの失敗(与えすぎ/足りない)
- 日当たり(日照不足 or 直射日光ダメージ)
- 温度低下(寒さ・冬越しの失敗)
- 風・乾燥(エアコン・扇風機の直撃など)
- 病害虫(特にハダニ🕷️)
まずは5分で確認:落葉チェックリスト
原因特定が早くなるように、先に“現状”を確認しましょう。
- 土:指を2〜3cm入れて湿っている?それともカラカラ?
- 受け皿:水が溜まっていない?(溜まるなら捨てる)
- 置き場所:最近移動した?直射日光や西日が当たっていない?
- 温度:夜の窓際が冷えていない?10℃以下になっていない?
- 風:エアコン・扇風機の風が葉に当たっていない?
- 葉裏:白い点々・クモの巣状の糸はない?(ハダニ確認)
「葉っぱが落ちる」「黄色くなる」「茶色い」「元気がない」などの症状は、ここにだいたい当てはまります。次の自己診断で、まず当たりをつけましょう。
症状から原因を特定|自己診断チェックリスト
👉 あなたの症状はどれ?当てはまる項目から読んでOKです。
黄色くなってから落ちる場合
黄色化→落葉は、水の与えすぎが多いパターンです(ただし日照不足でも起きます)。
- 下葉(古い葉)から黄色くなって落ちる
- 土がいつも湿っている/乾く前に水やりしている
- 受け皿に水が溜まりがち
- 土からカビっぽい匂いがする
疑う原因:水やり過多、根腐れ(ねぐされ:根が酸欠で腐ること)の初期、日照不足。
対処:
- 乾くまで待つ(表面だけでなく、指を2〜3cm入れて湿っていたら待機)
- 受け皿の水は必ず捨てる(根がずっと水に触れると傷みやすい)
- 鉢底の排水穴が詰まっていないか確認
- ぐらつき・黒い根・強い異臭があるなら植え替えを検討(適期は春〜初夏)
緑のままポロポロ落ちる場合
葉が緑のまま落ちるときは、環境変化のストレスがとても多いです。
- 購入直後に落ち始めた
- 模様替えで置き場所を変えた
- 窓辺↔部屋の奥など、光量差が大きい移動をした
専門用語:順化(じゅんか:新しい環境に体を慣らすこと)が追いついていない状態です。
対処:
- まずは置き場所を固定(移動は最小限)
- 明るさを変えるなら、数日〜1週間かけて段階的に
- 水やりは「乾いてからたっぷり」の基本を守る
冬に一気に葉が落ちる場合
冬の落葉は、低温障害(寒さで細胞が傷むこと)や、日照不足+低温の組み合わせが原因になりやすいです❄️
- 目安として10℃以下でリスクが上がる
- 昼は暖かいのに、夜だけ窓際が冷える
- 「冬なのに水やりは夏と同じ」になっている
対処:
- 窓から30cm以上離す(冷気は意外と強い)
- 暖かい部屋の中心へ移動(夜間の冷えを避ける)
- 冬は水やり頻度をぐっと減らす(乾いてから少量〜控えめに)
葉が垂れる・しおれる → その後落ちる場合
しおれ→落葉は、水不足か、乾燥した風の影響が多いです💧
- 土がカラカラ、鉢が軽い
- 葉がだらんと垂れる
- エアコンや扇風機が当たっている
対処:
- 土全体が濡れるまでたっぷり潅水(かんすい:鉢底から水が出るまで与える)
- 受け皿の水は放置しない(数分で捨てる)
- 風の直撃を避ける配置に
葉先から茶色くなり → カサカサ落ちる場合
葉先の茶色化は、見た目のダメージが出やすい症状。原因は乾燥が筆頭ですが、場合によっては肥料焼け(濃い肥料で根が傷むこと)もあります。
- 葉先がチリチリ、触るとパリパリ
- 部屋が乾燥しやすい(特に冬)
- 最近、肥料を増やした/濃度が濃かった
対処:
- 湿度を底上げ(加湿器・水を張った容器を近くに置くなど)
- 葉水(はみず:葉に霧吹き)を“ほどほど”に(冬のやりすぎはカビに注意)
- 肥料は一旦ストップし、春〜秋の成長期に適量へ
白い斑点・色抜け・クモの巣状 → その後落葉
これはハダニの典型症状の可能性大です🕷️
- 葉に白っぽい斑点、色が抜けたように見える
- 葉裏に細かな“粉”や、糸(クモの巣状)
- 触るとザラつく/葉が元気がない
対処:
- まずは隔離(他の植物へ移りやすい)
- 葉裏を中心にシャワー等で洗い流す
- 乾燥環境を改善(ハダニは乾燥が好き)
- 必要なら殺ダニ剤を使用(製品ラベルに従う)
原因① 水やりの失敗【最も多い原因】
落葉の相談で一番多いのがここ。ウンベラータの根は、「ずっと濡れている」のも、「ずっと乾いている」のも苦手です。
与えすぎ?足りない?の見分け方
- 与えすぎ寄り:土が乾きにくい/黄色くなる/受け皿に水が溜まりがち/カビ臭い
- 水不足寄り:土がカラカラ/葉がしおれる・垂れる/鉢が軽い/葉先が乾きやすい
水の与えすぎで起こる症状
- 下葉から黄色くなる → 落ちる
- 葉が緑でも、ポロっと落ちる
- 土がいつも湿り、乾くのが遅い
- カビ臭い/コバエが出る
対処:水やりを控えめにし、風通しを確保。受け皿の水は必ず捨て、鉢底の排水(穴・鉢底石・土の粒)を見直します。重症の根腐れが疑わしい場合は、春〜初夏に植え替えが安全です。
水不足で起こる症状
- 全体がしおれて元気がない
- 葉が薄く感じる/反り返る
- 土が鉢から離れるように縮む
対処:一度しっかり潅水し、その後は「乾いたらたっぷり」のリズムへ。乾きが早すぎるなら、鉢の素材(素焼き鉢は乾きやすい)や置き場所(エアコン風)も見直しましょう。
正しい水やり頻度(季節別)
水やりは“回数”より土の乾き具合で決めるのがコツです。
- 春〜夏:土が乾いたら、鉢底から流れるまでたっぷり
- 秋:成長が緩むので、乾いてから少し間を空ける
- 冬:しっかり乾かしてから、控えめ(寒いほど少なく)
- 共通:受け皿の水は放置しない
原因② 日当たり・直射日光・置き場所の問題
ウンベラータは明るい環境が好きですが、いきなり強い直射日光に当てると葉焼け(はやけ:日差しで葉が傷むこと)を起こします☀️
日照不足のサイン
- 間延び(茎がひょろ長くなる)
- 葉が小さくなる
- 全体的に色が薄い
- 新芽が弱い/元気がない
対処:レースカーテン越しの明るい窓辺へ。急に移動すると落葉することがあるので、数日かけて慣らす(順化)と安心です。
直射日光で葉焼けする場合
- 葉に茶色い斑点が出る
- 透けたようになり、触るとパリパリ
- ダメージ部分は元に戻らない
対処:半日陰へ移動し、西日(午後の強い日差し)を避けます。葉焼けした葉は“回復”はしませんが、環境を整えると新しい葉がきれいに展開します。
置き場所を頻繁に変えると落葉する理由
植物は光の方向・強さに合わせて葉を作り替えます。置き場所をコロコロ変えると順化が追いつかず、ストレスで落葉しやすいです。基本は「動かさない」がいちばんの近道です。
原因③ 温度・寒さ・冬越しの失敗
ウンベラータは熱帯〜亜熱帯の植物。冬は“育てる”より“守る”季節です❄️
10℃以下で起こる現象
- 一気に葉が落ちる(落葉)
- 葉がなくなって棒状になる
- それでも幹が緑なら復活見込みあり
意外と危険な「窓際の冷気」
夜だけ窓辺が冷える現象は、コールドドラフト(冷たい空気が流れ落ちること)が関係します。カーテンの内外でも温度差が出るので、窓から30cm離すだけで改善することもあります。
冬の正しい管理
- 暖かい部屋(人が過ごす場所)に置く
- 水やり頻度を減らす(乾いてから控えめ)
- 過度な加湿はカビのリスクもあるため、ほどほどに
- 春まで「耐える管理」でOK(焦らない)
原因④ エアコン風・扇風機・乾燥
「日当たりも水やりも合っているのに、葉っぱが落ちる…」というとき、意外と見落とされるのが風の直撃です。
温風直撃で起きる症状
- 葉が丸まる
- 乾燥による落葉
- 先端がチリチリして茶色い
湿度40%以下のリスク
湿度40%を切ると、葉から水分が奪われやすくなり、「元気がない → 落葉」につながることがあります。ただし、湿度が高ければ高いほど良いわけではなく、風通しが悪い過湿はカビや病気の原因にもなります。
対処法
- 風が直接当たらない配置にする
- 送風口の向きを変える/風の通り道から外す
- 加湿器、濡れタオル、水を入れた器などで“補助”する
原因⑤ 病害虫(特にハダニは要注意)
ウンベラータの害虫トラブルで代表格がハダニ。見つけるのが遅れると、葉の色が抜けて落葉しやすくなります🕷️
ハダニの特徴
- 白い粉状の点々/色抜け斑点
- クモの巣のような糸
- 葉裏を中心に発生しやすい
見つけたときの即対応
- 他の植物から隔離
- 葉(特に葉裏)を洗い流す
- 乾燥環境を改善
- 発生源の葉は剪定(せんてい:不要な枝葉を切る)も検討
予防方法
- 風通しを確保
- 定期的に葉裏チェック
- 乾燥させすぎない(ハダニ対策は“極端な乾燥”を避ける)
落ちた葉はまた生えてくる?復活の目安
落葉してしまうと心配ですが、復活できるケースは多いです。
幹が生きていれば復活
- 幹が緑=生存サイン
- 冬は“休眠”に近い状態で、葉を落とすこともある
新芽が出てくるまでの期間
- 春〜初夏に動き出しやすい
- 冬は変化が少ないのが普通
- 焦らないことが最大のコツ
やってはいけないNG行動
- 毎日場所を変える(順化が追いつかない)
- 心配で水を与えすぎる(根腐れの引き金)
- 真冬の植え替え(ダメージが大きい)
- 過剰な肥料(肥料焼けのリスク)
それでもダメなら疑うポイント(中級者向け)
基本を整えても改善しないときは、根と土の状態を疑います。ここからは少し“中級者”のチェックです。
- 根詰まり(ねづまり:根が鉢いっぱいに回って水が抜けにくい)
- 鉢サイズが合っていない(小さすぎ/大きすぎ)
- 古い土で通気性(空気の通り)・排水性(水の抜け)が悪い
- 鉢底穴が詰まっている
根腐れ(ねぐされ)を疑うときの目安
- 水やりを控えても土がなかなか乾かない
- 土が酸っぱい/カビっぽい匂いがする
- 幹がブヨブヨしてくる(この場合は緊急度が高い)
- 鉢底から黒い根が見える/根が茶色く溶けるように傷んでいる(植え替え時に確認)
植え替えの適期は春〜初夏。冬にどうしても必要な場合は、室温を確保しつつ負担を最小限にする工夫が必要です。
関連記事(内部リンク想定):水やり/冬越し/剪定/植え替え/病害虫/増やし方/曲げ方
よくある質問(FAQ)
冬に全部落ちたけど復活する?
幹が緑でブヨブヨしていなければ、春に新芽が出る可能性は十分あります。冬は「育てる」より「守る」管理に切り替え、水やりを控え、寒さと風を避けるのが優先です。
購入直後に落ちる理由は?
光量・温度・湿度が一気に変わり、順化が追いつかないことが多いです。まずは置き場所を固定し、1〜2週間は様子見を。水やりは「乾いてからたっぷり」を守りましょう。
新芽が出ない=枯れた?
冬は動きが止まりやすく、すぐに新芽が出ないことも普通です。春になっても動きがない場合は、日照不足・温度・根の状態を再チェック。幹が緑なら“回復途中”のこともあります。
落ちた葉は戻る?
落ちた葉そのものは戻りません。ただし環境が整えば、新しい葉が展開します。床に落ちる葉が減り、新芽が出てくれば回復サインです🌱
どこまで剪定していい?
基本は成長期(春〜初夏)に、伸びすぎた枝や弱った枝を整えるのが安全です。冬の強剪定は負担が大きいので避け、必要なら軽く整える程度に。
肥料は与えるべき?
落葉中に肥料を増やすのは逆効果になりやすいです。まずは原因(光・水・温度・風・病害虫)を整え、元気が戻って新芽が動き出してから、薄めの液体肥料などを適量にしましょう。
まとめ
- ウンベラータの落葉は、必ずしも「枯れた」サインではない
- 原因は水・光・温度・風(乾燥)・病害虫に分類できる
- 症状別チェックで原因を絞り、対処すれば復活の可能性は高い
- 迷ったら、まずは置き場所を固定し、水やりを見直す
葉が落ちると焦りますが、ウンベラータは環境が合うと、つやっとしたハート形の葉が次々にひらいて、部屋の空気まで明るくしてくれる存在です。ゆっくり整えて、また一緒に育てていきましょう😊🌿

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